中国と欧州連合（EU）は年初以来、両者で締結した地理的表示（GI）協定に基づくGIマーク対象産品の輸出が増え、品目は農産物、手工芸品、特色ある食品などの分野に拡大し、消費者により多くの選択肢を提供しています。

中国・EU のGIマーク対象産品の相互認証が実現したことに伴い、ドイツのバイエルン産ビール、中国北西部の新疆ウィグル自治区トルファン産干しブドウなどの品目はフルチェーンのトレーサビリティー審査を経て、双方の市場でより高い水準で保護されるようになりました。

欧州・中国経済協力・発展理事会の潘鋒理事長は、「多くの人はGIマーク製品の理解を通じて、その背景にある製造技術、文化を理解することができた。われわれは関連イベントを開き、GIマーク、特に中国とEU間のGIマーク対象産品に対する認識をさらに深めている」と述べました。

次の段階で双方は、GIマーク対象産品リストを継続して拡大し、茶葉、ワイン、乳製品など国民生活に欠かせない製品を優先的に相手側市場へ進出させる方針です。同時に、標準体系の共同制定を強化し、人々の消費を促進していきます。（提供/CRI）