上海市がエンボディドAI産業発展実施案を発表、目標は500億元突破―中国

人民網日本語版    2025年8月7日(木) 17時30分
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上海市人民政府弁公庁はこのほど「上海市エンボディドAI産業発展実施案」を通達し、エンボディドAI産業における世界的なイノベーション先進地の構築を目指すとしている。

上海市人民政府弁公庁はこのほど「上海市エンボディドAI産業発展実施案」を通達し、エンボディドAI産業における世界的なイノベーション先進地の構築を目指すとしている。同案では、上海は2027年までにエンボディドAI中核技術の20件以上のブレークスルーを達成し、中核産業の規模を500億元(約1兆円)以上に拡大するとともに、複数のインキュベーターを建設し、100社の基幹企業を集積し、100の応用事例を実現することが明記されている。

重点施策としては、以下の項目が掲げられている。

・モデルイノベーションを強化し、感知・意思決定、運動制御などの重要技術の研究開発を支援し、最大で5000万元の資金援助を提供。

・演算能力や訓練場など五つの公共サービスプラットフォームを建設し、デジタルツイン訓練の閉ループ化を推進。

・物流、工業、医療など5大分野での実証応用に焦点を当て、自動化レベルの向上を図る。

・中核部品の研究開発と最終製品の量産を加速させ、産業クラスターを構築。

さらに、同案では、オープンソース・エコシステム、安全基準、人材育成の整備、国際協力の深化なども盛り込まれている。

同案は2025年7月28日より施行され、実施期間は3年間。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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