日本人が海外で「私は中国人」と言う理由、効果はてきめん?―香港メディア

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香港メディアの香港01は6日、「日本人旅行者が外国で面倒ごとに遭遇し『私は中国人だ』と言ったが、なんと効果はてきめんだった」との記事を掲載した。

香港メディアの香港01は6日、「日本人旅行者が外国で面倒ごとに遭遇し『私は中国人だ』と言ったが、なんと効果はてきめんだった」との記事を掲載した。

記事は、今年6月29日にWedge ONLINEに掲載された日本人のバックパッカーの男性のコラムの一部を紹介。それによると、男性がチリ南部のプエルトモントの公園で缶ビールを飲んでいたところ、先住民からしつこい物乞いを受けたため、「俺は中国人だ」と言ったところ相手はあきらめた。その後、別の少女から無心された際も同様に「俺は中国人だ」と言うと立ち去って行ったという。男性は「ケチで小銭も惜しむという中国人像は世界中で共有されている」とその理由を説明した。

記事は、「国籍というものは時として不思議な『お守り』になる」とし、「南米の小さな町では『日本人』というのは隠さなければならない厄介なラベルになり、一方『中国人』という3文字は物乞いに対してなぜか『防御力』を持っているようだ」と評した。

その上で、「実のところ、こうしたことは日本人だけの専売特許ではない」と言及。「数年前、韓国のあるバラエティー番組で『海外で悪いことをする時はどうするか』が話題となり、ある出演者が『“私は日本人”って言えばいい』と言うと、その場にいた人たちは大笑い。別の出演者が『そう。日本人だと言えば外国人は信じちゃうんだ』と言い、とりあえず何か起きた場合は日本人のフリをすれば良く、これは生活上のちょっとしたコツということでまとまった。『もちろん、これは奨励されることじゃないけどね』とうそぶく出演者もいた」と振り返った。

記事は、「この世界は本当に広く、『身分』というものは取り替えようと思えば簡単に取り替えられるもの。だが、実際に誰かのフリをしてトラブルを回避せざるを得ない状況になると、やはり心はざわつくものだ」とし、「結局のところ、人は誰しも自分のままの姿で堂々と世界のどこでも自由に歩ける日が来ることを願っているはずだ」と結んだ。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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