中国時代劇ドラマ「蘭香如故」に主演するタン・ソンユン（譚松韻）とリウ・シュエイー（劉学義）のダンス動画が公開され、作品への期待を高めている。

騰訊視頻（テンセントビデオ）がプロデュースする「蘭香如故」は5月初旬、クランクインと同時にメインキャストを発表。ヒロインを演じるタン・ソンユンが過去のヒット作「家族の名において」（2020年）に続き、チャン・シンチョン（張新成）と再共演の可能性を報じられていたが、最終的にリウ・シュエイーの起用が明らかになっていた。

クランクアップを控える「蘭香如故」から4日、中国のSNS・微博（ウェイボー）の公式アカウントが主演2人をはじめキャストたちがダンスを披露する動画を公開。女性チーム、男性チームに分かれたコミカルな群舞やコラボに続いて、タン・ソンユンとリウ・シュエイーが並んで座り、手だけのダンスを披露。ほほ笑みを浮かべるタン・ソンユンに対し、笑いをかみ殺しているリウ・シュエイーの表情も注目され、「2人がかわいすぎる」「早くドラマが見たい」と期待を示すコメントが多く集まっている。

「蘭香如故」は謀反のぬれぎぬで一族皆殺しとなる中、生き残った大学士の孫娘の沈嘉蘭（タン・ソンユン）が主人公。もともと姻戚関係を結んでいた権門・林家に侍女として入り込み、沈家の汚名をそそぐため命懸けの奮闘を繰り広げる中で、かつての婚約者の林錦岐（リウ・シュエイー）の心をつかんでいく。ひたむきに生きる賢明な主人公がハマり役となっているタン・ソンユンが初挑戦する復讐（ふくしゅう）系ヒロインとも紹介されている。（Mathilda）