荷物の中にカメやワニ、税関が絶滅危惧種の生き物を多数押収―中国

CRI online    2025年8月6日(水) 19時30分
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中国の数カ所の税関でこのほど、絶滅危惧種の生き物が押収されました。

中国の数カ所の税関でこのほど、絶滅危惧種の生き物が押収されました。

広州白雲空港では、外国人旅客が手荷物の検査を受けた際、画像で荷物の中に生き物がいることが示されました。税関職員の王鵬程さんによると、旅客のスーツケースの中から大量の生きたカメとワニを発見し、うちカメはさまざまな大きさの計34匹で、大きいものは大人の手のひらほどあり、ワニは個体が比較的小さい2匹だったとのことです。この旅客は中東地域でペットショップを営んでおり、カメとワニは中東地域に持ち帰り、養殖販売するつもりだったとのことです。

税関の調査の結果、これらのカメとワニはいずれも「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約)」の付属書に記載された保護動物であることが分かりました。これら絶滅危惧種のカメとワニは、広州市水生野生動物救護センターに送られ、保護されています。

また、上海浦東国際空港でも先ごろ、「無申告通路」を利用して通関した2人の入国旅客が持っていた箱の中に、大量のカメに似た生き物が保安検査で確認され、箱を開けて調べたところ、47匹のホウシャガメ(別名マダガスカルホシガメ)を発見しました。ホウシャガメはワシントン条約の付属書に登録されており、国家1級重点保護野生動物です。今回の案件はすでに密輸摘発部門に移送され、処理されています。(提供/CRI

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