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吉林農業大学が打ち出した「食べられる合格通知書」が注目を集めている。
中国の各高等教育機関に合格した受験生が最近、合格通知書を次々と披露している。そんな中、ある受験生が吉林農業大学が打ち出した「食べられる合格通知書」を紹介し、注目を集めている。通知書には「当大学真菌学教授の李玉院士率いるチームが研究開発した真菌を原料とした新しいタイプの紙を採用して制作」と書かれている。この受験生は合格通知書を「食材」として、「鶏肉とキノコの煮込み」を作るつもりとしており、ネットユーザーの間で話題となっている。人民日報が伝えた。
吉林農業大学の新入生募集担当の職員は1日、「合格通知書自体は食べることができない。食べることができるのは、通知書に同封しているキノコの菌糸を原料とした紙だけ。その『キノコ紙』をどう使うかは受験生の自由で、入学時の手続きには使用しないので、自分で処理したり、記念として手元に残しておいたりしても、手続きに影響はない」とした。
同大学の微信(WeChat)公式アカウントによると、今年の合格通知書は赤を基調とし、内側のページには中国工程院の院士で同大学の教授の李玉氏率いる菌類科学・工学チームが研究開発した「キノコ紙」が採用されている。
特殊なキノコの食物繊維を使って作られたその紙は、伝統的な製紙工程におけるアルカリ洗浄や漂白を必要としないため、低炭素、環境保護、グリーン、健康的というメリットを兼ね備えている。この「キノコ紙」はすべて吉林農業大学・菌物学院の在校生が制作したといい、独自の工夫が凝らされた唯一無二の合格通知書となっている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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