五つの「共同の家」、中国が近隣外交の考えを凝集

CRI online    2025年8月6日(水) 9時20分
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中国は世界で最も多くの隣国を有する国です。写真は雲南省昆明でコンテナ積み込み作業を行う中国・ラオス鉄道の国際貨物列車。

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大国が周辺諸国とどう向き合うかは、国際関係における重要な命題です。中国は世界で最も多くの隣国を有する国で、習近平国家主席は平和、安寧、繁栄、美しさ、友好という五つの視点に基づいて、近隣諸国と共に五つの「共同の家」を築くという美しいビジョンを打ち出しました。

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習主席はこのほど開催された中央周辺外交会議で、平和、安寧、繁栄、美しさ、友好という五つの「共同の家」の建設を共通のビジョンとして明確に掲げ、周辺諸国と手を携えて、共により良い未来を築くことを提唱しました。

この五つの「共同の家」構想は、中国が長年堅持してきた平和的発展の道に根ざし、「一帯一路」イニシアチブやグローバル開発・安全保障・文明イニシアチブなどの理念を融合させたものです。その目的は、より密接で実務的な協力を通じて、地域全体の国々の人々が幸福の扉を開き、共に豊かな生活を送れるようにすることにあります。

中国・ASEAN博覧会の「一帯一路」国際展示エリアで商品を選ぶ消費者。中国とASEANの貿易額は2004年から2024年の20年間で約6.98倍に増え、増加額は6136億2000万元(約16兆7000億円)に達し、質の高い「一帯一路」共同建設のモデルケースとなった

五つの「共同の家」は隣国同士が付き合う体系的かつ包括的なアプローチを作り出しています。この構想は中国の平和外交の優れた伝統を反映しているとともに、重要な革新性も体現しています。つまり、まずは2国間から多国間の協調的ガバナンスへという理念の革新、次に多元的協力に関わるメカニズムの革新、三つ目にプロジェクト化とリスト化による実効性の革新です。

タジキスタン民族大学孔子学院で書道を学ぶタジキスタン人の学生たち

五つの「共同の家」は中華文明の「和合」の知恵が新時代に生き生きと反映されたものです。それは「親・誠・恵・容」という善隣友好の精神を出発点として、民生を潤すひとつひとつの協力プロジェクトを通じて、中国と周辺諸国の運命をより緊密に結びつけています。(提供/CRI

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