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成都と北京・上海・広州・深センを結ぶ高速夜行列車の運行1カ月間の利用者数が延べ15万人を突破した。
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中鉄成都局集団によると、成都と北京、上海、広州、深センを結ぶ高速夜行列車の運行が7月1日に始まって以降、ビジネス客や観光客の間で高い人気を集めている。同列車の利用者数は運行1カ月で延べ15万人を突破した。人民網が伝えた。
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エネルギー業界の仕事に従事する劉樺(リウ・イエ)さんは成都に住んでいるものの、本社は北京にあり、両地間を頻繁に往復しなければならず、運行が始まった高速夜行列車を利用すると、夜に出発して翌朝に到着するため、「乗車して翌朝まで寝て、北京に到着した後はすぐに仕事を始めることができるため、時間が節約でき、寝不足になることもないし、とても便利」と喜ぶ。
成都東駅・旅客輸送作業場当直責任者の安宇宵(アン・ユーシャオ)さんによると、「夏休み期間中、成都と北京、上海、広州、深センを往復する高速夜行列車は、旅行に出かけるシルバー族や子供連れの旅行者の第一の選択肢となっている。子供連れの旅行客が占める割合は35%に達している。多くの旅客は成都に到着すると、構内でそのまま九寨溝や青城山、峨眉山、涼山イ族自治州といった人気観光地に向かう列車に乗り換えている」と説明する。
成都旅客区間の莫莉(モー・リー)列車長によると、「列車の運行の特徴に合わせて、夜間は、寝台列車では車内放送をオフにしている。そして、次の駅で降りる客に、マンツーマンのモーニングコールサービスを提供し、睡眠中の他の旅客を起こすことがないよう最大限配慮している。他にも、高速夜行列車では、一連の乗客に寄り添ったサービスを提供している。例えば、成都と北京を結ぶ列車を例にすると、各寝台列車では、ミネラルウォーターや睡眠用耳栓が備え付けられている。また、一等寝台列車には、旅客が自分のスリッパを見分けることができるように、4色のスリッパが準備されている。高級寝台列車には、使い捨て歯ブラシやタオルなどのセットが備え付けられており、『移動するホテル』を体験できるようになっている」という。
成都に住む旅客・張梓琳(ジャン・ズーリン)さんは、「高速寝台列車はとても快適。子供は列車に乗って朝まで寝て、到着するとすぐに遊びに行くことができる。列車内の『深夜食堂』では、『冷吃兎(ウサギ肉のピリ辛揚げ)』や、『缽缽鶏(ボーボージー、鉢に入った特製ダレに漬け込んで食べる串料理)』といった四川省の軽食が提供されているほか、食堂車には『図書コーナー』もある。細かなところまで気が配られているので、移動中もいろいろ楽しむことができる」とした。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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