車載電池中国最大手の寧徳時代新能源科技（CATL）は8月4日、子会社の時代電服（CAES）およびレンタカーと配車サービス大手の神州租車、招銀金融租賃と中国南東部の福建省寧徳市内でこのほど戦略的提携協定を締結したと発表しました。4社は電気自動車（EV）のバッテリー交換サービスをレンタカー業界に大規模導入し、エネルギー補給、資産運営、金融支援、車両利用サービスでの深い連携を通じて、持続可能なエネルギー補給ソリューションを構築します。

具体的には、神州租車はエコノミー型、ミドルグレード、高級車など多くの車種で、CATLのチョコレート電池パックを搭載した車両を全面導入します。年内には試験運用を開始し、10万台を超えるバッテリー交換式の車両を順次導入していきます。

CATLによると、神州租車は試験運用として、CATLのチョコレートシリーズの20番と25番の標準化電池パックを搭載する車両を順次導入します。航続距離は400キロから600キロです。神州租車はチョコレートシリーズ電池パックを搭載した車両を大量に調達し、代表的大都市である一級都市および新一級都市に投入します。CAESはバッテリーの安全モニタリングプラットフォームの構築に協力し、バッテリーの安全性と航続性能の安定性をリアルタイムで確保します。

協定によると、4社は専門のワーキンググループを設立し、自動車メーカーと共同で車両調達や金融保険、中古車管理などの段階でコストを抑え、製品ライフサイクルの競争力を高めていきます。（提供/CRI）