中国、12年連続で世界最大の産業用ロボット市場を維持

人民網日本語版    2025年8月5日(火) 5時30分
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中国は12年連続で世界最大の産業用ロボット市場を維持している。

2024年の中国における産業用ロボットの販売台数が30万2000台に達し、12年連続で世界最大の産業用ロボット市場の地位を維持したことが2日、2025世界ロボット大会の記者会見で分かった。人民日報海外版が伝えた。

24年の中国における産業用ロボット関連特許出願件数は、世界のロボット関連特許出願総数の3分の2を占めている。

産業発展の面では、中国は世界最大のロボット生産国であり、産業用ロボットの生産台数は15年の3万3000台から24年には55万6000台へと増加した。サービスロボットの生産台数は前年比34.3%増の1051万9000台となった。

応用分野では、産業用ロボットは国民経済の71の産業大分類、236の産業中分類に導入されており、製造業におけるロボット密度は世界第3位に躍進した。サービスロボットは、家庭サービス、倉庫・物流、商業サービス、介護・補助、医療リハビリなどの分野で普及率が大幅に向上している。国際データ会社(IDC)のデータによれば、24年、中国メーカーは世界の商用サービスロボット市場で主導的な地位を占め、出荷シェアは84.7%に達しており、規模の優位性が際立っている。

中国電子学会の徐暁蘭(シュー・シャオラン)理事長は、「人型ロボットはAIとロボットの深い融合の産物であり、ロボットの高度な形態であり、エンボディドAIの優れた担い手だ。人型ロボットは、家事サービス、生産製造、倉庫・物流、国境・海上警備、教育、医療などの場面で活躍が期待され、新たな消費をけん引し、新たな産業を生み出し、新たな雇用を拡大させ、新たな質の生産力の発展加速を推進することが期待される」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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