中国のトン級無人航空機、初の海上プラットフォームへの物資輸送を完了

CRI online    2025年8月4日(月) 15時30分
facebook X mail url copy

拡大

中国が独自に開発したトン級以上の電動垂直離着陸航空機が、初めて遠洋の石油プラットフォームへの物資輸送飛行を実施しました。

中国の国有石油・天然ガス会社、中国海洋石油集団(以下「中国海油」)が8月3日に明らかにしたところによりますと、中国が独自に開発したトン級以上の電動垂直離着陸航空機が、初めて遠洋の石油プラットフォームへの物資輸送飛行を実施しました。これは海上物資補給の新たなモデルを開拓しただけでなく、海上と陸上を結ぶ低空域物流の活用における重要な一歩でもあります。

同航空機は、「凱瑞鴎」という2トン級の電動垂直離着陸航空機で、新鮮な果物や緊急医薬品などの物資を積載し、深セン市の陸上離着陸地点から離陸しました。58分間の海上飛行の後、深セン市の海岸線から150キロ離れた海上石油・ガスプラットフォームに着陸し、輸送任務を完了しました。

これについて中国海油深セン支社調整部の任永怡副経理は、「船舶やヘリコプターによる従来の輸送方法に比べ、電動垂直離着陸航空機は運営コスト、対応速度、環境保護、炭素排出、快適性、限られた離着陸空間への適応性で顕著な優位性を持っている」と述べました。

任副経理によると、今回の試験飛行は革新的な航空技術と成熟した運用経験を海上作業の確実なニーズと融合させ、海陸間での長距離低空域緊急物資輸送や漁船による妨害などへの対応といった場面で新たな突破口を開くことにより、低空経済が従来のエネルギー産業のために果たせる巨大な潜在力を示したということです。(提供/CRI

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

noteに華流エンタメ情報を配信中!詳しくはこちら


   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携