日本の無人島を購入した中国人女性、あれからどうなった?―中国メディア

Record China    2025年8月5日(火) 7時0分
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2023年に日本で島を購入したことが話題になった30代の女性のその後について、中国メディアの半島都市報が報じた。

2023年に日本で島を購入したことが話題になった30代の女性のその後について、中国メディアの半島都市報が報じた。

記事によると、当事者の女性・張書卿(ジャン・シューチン)さんは山東省青島市出身で、幼い頃から海辺で育った。張さんは20年12月に沖縄県の無人島「屋那霸島」を購入、21年2月2日にすべての引き渡し手続きを完了した。張さんは23年1月に初めて島に上陸したという。

張さんは今年7月31日に受けたインタビューで同島購入の経緯について、「結婚後数年間、日本で夫とともに家業の希少土地取引について学んでいた。ある日、屋那霸島が高級リゾートを展開するソネバ・リゾートにより開発される予定と知った。だが、この話がうまくいかず島は19年に競売対象となった。競売ではソネバに勝てないと判断して、島主に借金返済を支援する形で直接交渉し、20年12月に島を購入した」と説明した。

また、「購入金額は明かせないことになっている。競売情報が公開されているが、さまざまな事情で中止となり、競売自体は行われなかった。ネットで言われているような何千万元や何億元という情報はうわさにすぎない。(別のうわさにあった)6000万ドル(約88億円)という数字は理由があって、当時ある人物がその価格で購入を希望したものの、その開発計画が私たちの意向に合わなかったため売らなかった」と語った。

張さんは、「現在のところ島のはっきりした開発計画はなく、子どもが大きくなってきたので、将来的に子どもに残すことも考えている」と語った。現在、島ではヘリポートの建設が進められており、完成後は社員旅行として社員を連れて訪れる予定だという。また、「島の地形は非常に平坦で、野生のヤギが生息しており、毎年多くの人々が周辺でダイビングやキャンプを楽しんでいる」と説明。海水は非常に澄んでいて、島にいると癒されるとし、「ぜひ皆さんも島に遊びに来てください」と呼び掛けた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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