バリー・ウォン監督「硬漢」、リュウ・イエが謎のヘアーで新たな挑戦―青島市

2007年7月7日、バリー・ウォン（王晶）監督の最新作「硬漢」が青島でクランクインした。昨年大ヒットしたニン・ハオ（寧浩）監督「瘋狂的石頭（クレージー・ストーン）」風のブラックユーモアと、アンソニー・ウォン（黄秋生）、リュウ・イエ（劉イエ）、スン・ホンレイ（孫紅雷）など演技派俳優が顔を揃える豪華なキャストで、注目を集めている。

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中でも「老三」を演じるリュウ・イエは、これまで多かったアンニュイで陰のある美青年役のイメージをくつがえし、頭のてっぺんだけ髪を残した珍妙なヘアースタイルで、奇抜な役柄に挑戦している。

退役軍人で武術の達人の「老三」は、マフィア筋からも恐れられる存在だが、映画「フォレスト・ガンプ」の主人公と同様に幼児程度の知能指数しかないという。リュウ・イエは「これまでのイメージをぶち壊す絶好のチャンス」と嬉しそうに話しており、クランクイン前に武術家へ弟子入りして腕を磨いてきたという。（翻訳・編集/Mathilda）