中国工業情報化部によると、2025年上半期に中国のソフト産業および情報技術サービス業は良好な発展の勢いを見せ、ソフト産業の売上高と利益はいずれも二桁成長を遂げ、発展の質と効率の向上が実現しました。

中国のソフト産業は2025年上半期の売上高が前年同期比11．9％増の７兆585億元（約147兆円）に達しました。売上高が安定した成長を果たすとともに、収益性も高まりました。上半期のソフト産業の利益総額は前年同期比12％増で、良好な発展の状況が示されました。

ソフト産業の輸出については、上半期の輸出額は前年同期比5．3％増の283億ドル（約4兆2600億円）で、海外市場への進出が安定して増加する傾向が示されました。

分野別に見れば、同時期のソフトウエア製品の売上高は1兆5441億元（約32兆円）で、安定した成長を実現し、ソフトウエアおよび情報技術サービス業全体の売上高の21．9％を占め、産業の安定した発展を支えていることが分かりました。上半期に情報技術サービス業の売上高は二桁成長を保って4兆8362億元（約101兆円）に達し、ソフトウエア産業売上高全体の7割を占め、産業発展をけん引する動力になりました。（提供/CRI）