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中国国家衛生健康委員会と中国国家中医薬局は7月31日、チクングニア熱の診療方案(2025年版)を印刷配布しました。
中国国家衛生健康委員会と中国国家中医薬局は7月31日、チクングニア熱の診療方案(2025年版)を印刷配布しました。この方案は、中国内外の最新研究の進展と診療の経験を結び付けて、各レベルの異なる医療機関での治療方法の規範化と同質化により診療レベルの向上を指導するものです。
方案によると、チクングニア熱は主にチクングニアウィルスを媒介する蚊に刺されることで感染します。また、母子感染が発生することもあり、まれではありますが、輸血または患者の血液に接触して感染することもあります。人はチクングニアウィルスに感染しやすい一方で、一度感染すれば、持続する免疫力を獲得できます。
チクングニア熱は世界の熱帯と亜熱帯地域で広く流行しており、中国では近年、海外で感染して帰国後に発症することが相次いでいます。
現在のところ、チクングニア熱には特別な治療方法がなく、対症療法と支持療法が主な対応です。方案は、抗菌薬の無分別な使用を避けることを明記し、糖質コルチコイドや免疫グロブリンの使用も推奨しないと表明しました。
方案によると、予防の主要な措置としては、蚊や虫の発生場所を速やかに除去して蚊の密度を減らす方法があるほか、個人としては蚊取り線香、蚊よけスプレー、蚊帳などの方法で蚊を避けたり駆除します。また、チクングニア熱の流行地域に向かう旅行者は、海外でチクングニア熱に感染することを防ぐために、感染防止意識を高めねばなりません。(提供/CRI)
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