拡大
中国の上半期のグリーンローン残高14.4%増だった。
中国人民銀行(中央銀行)はこのほど、2025年第2四半期(4-6月)の金融機関貸出動向統計統計報告を発表した。この金融分野の「成績表」をチェックすると、金融総量は全体として合理的に拡大し、貸出構造は最適化を続け、重要戦略や重点分野、弱点分野の支援が強化され、実体経済へ金融サービスの質と効率がさらに向上した。中でも特に目を引いたのは、同期末のグリーンローン残高が年初比14.4%増の42兆3900億元に達し、上半期(1-6月)だけで5兆3500億元増加したことだった。
グリーンローンの用途を見ると、インフラのグリーン高度化、エネルギーのグリーン化・低炭素化、生態環境の保護・修復・活用への支援が拡大している。これらの分野は上半期にそれぞれ2兆1100億元、5889億元、5622億元の資金が追加投入された。また第2四半期末時点の貸出残高はそれぞれ18兆7500億元、8兆2500億元、4兆9500億元だった。
産業別に見ると、エネルギーや交通などの分野が資金の恩恵を受けている。電力・ガスおよび水の生産・供給業へのグリーンローン残高は8兆6600億元で、上半期には6742億元増加した。交通輸送・倉庫保管・郵便配達業へのグリーンローン残高は7兆6400億元で、上半期には6397億元増加した。
貸出だけではない。関連データを見ると、上半期にはグリーンやテクノロジーなどに関連した債券の発行額が1兆元を超えている。またグリーン保険、グリーン信託などの分野の市場規模は世界トップクラスだった。
こうした好調なデータは、中国がグリーンファイナンスの質の高い発展を持続的に推進していることを示す生き生きとした証拠だ。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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