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中国の自動車メーカーの理想汽車は初の純電動SUV「理想i8」を発表しました。
中国の自動車メーカーの理想汽車(Li Auto)は7月29日、同社初の純電動SUV「理想i8」を正式に発表しました。i8はPro、Max、Ultraの三つのグレードで展開され、価格は32万1800元(約660万円)から36万9800元(約760万円)となり、当初の予想価格35万〜40万元(約720万〜820万円)よりも低価格での提供となります。納車は8月20日に始める予定です。
i8は中大型の高級ファミリーSUVとして位置付けられており、主な競合車種は問界M9の純電動版やテスラのモデルX、蔚来(NIO)のES8などです。
理想汽車の創業者である李想氏は発表会で、自動充電ロボットの開発状況も明かしました。これは人工知能(AI)時代の自動車とロボットに対応した完全自動充電ステーションの実現を目指すものです。
また、6月21日に理想汽車のプロダクトマネージャーはSNSの微博(ウェイボー/Weibo)で、理想汽車がi8で目指したのは長い航続距離と広い室内空間を備えつつ価格を50万元(約1030万円)未満に抑えた大型6人乗りの純電動SUVであることを紹介し、これまで50万元以上に設定されることが多かった同クラスSUVの価格帯を打破し、より手頃な大型6人乗り純電動SUVの提供を目指す姿勢を示していました。
デザイン面では、新しいスタイルへの市場の適応期間が必要だとし、以前のL9やMEGAの外観も最初は戸惑いがあったものの、現在では多くのユーザーに支持されていると述べました。i8も同様のプロセスを経て市場に受け入れられると期待しています。運転体験については、低重心設計と広い前方視野を特徴としており、具体的には低いボンネット、大きな傾斜ガラス、流線型のルーフラインなどが挙げられます。
理想i8の登場により、中国の純電動SUV市場はさらに活性化が期待されるとともに、競争激化による業界内の価格競争も注目を集めそうです。(提供/CRI)
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