中国外交部の郭嘉昆報道官は7月30日の記者会見で、頼清徳当局の「独立」を図る挑発行為について記者の質問に答えました。

記者から、頼清徳氏が、ニューヨークを「経由」する計画を米国側に拒否されたため、中南米地域のいわゆる台湾「邦交国」訪問計画を延期したとの報道についての質問がありました。

郭嘉昆報道官は「改めて強調したいのは、『一つの中国』の原則は国際関係における基本的な規範であり、国際社会の普遍的な共通認識であるということだ。『一つの中国』の原則を堅持することは国際的正義であり、人心の赴くところであり、時代の潮流だ。頼清徳当局の『独立』を図る挑発行為は絶対に成功せず、『一つの中国』の原則を堅持する国際社会の強固な構図を揺るがすこともできず、中国が最終的に統一を実現するという歴史的な流れを阻むこともできない。いわゆる台湾の『邦交国』にも、『台湾独立』勢力に繰り返し利用されるのではなく、情勢を正しく認識し、迷いから覚め、歴史の流れと自国民の長期的利益に合致する正しい決断を早期に下すことを望む」と述べました。（提供/CRI）