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中国外交部の郭嘉昆報道官は7月30日の記者会見で、日本の遺棄化学兵器問題についての記者の質問に答えました。
中国外交部の郭嘉昆報道官は7月30日の記者会見で、日本の遺棄化学兵器問題についての記者の質問に答えました。
記者から「本日は『中華人民共和国政府と日本との中国国内における日本遺棄化学兵器の廃棄に関する覚書』署名26周年に当たるが、現在の処理作業の進捗状況と、中国としての懸念と要求について教えてほしい」との質問がありました。
郭嘉昆報道官は「日本が中国に遺棄した化学兵器は、日本の軍国主義が中国侵略戦争中に犯した重大な犯罪行為の一つである。中国は日本に、『化学兵器禁止条約』および中日政府間覚書の規定に厳格に従い、早期かつ完全な廃棄を行うよう一貫して促してきた。日本はこれまでに16万発余りの遺棄化学兵器を掘り起こして回収し、約13万発を廃棄したが、全体として、処理の進展は依然として大幅に遅れている」と述べました。
郭報道官はさらに、「日本の遺棄化学兵器は現在も中国人民の生命・財産および生態環境の安全に深刻な脅威を与えている。日本は歴史問題において免れ得ない責任を負っている。中国は、日本が中国と国際社会の懸念を真摯(しんし)に受け止め、侵略の罪の責任を深く反省し、約束を守り、あらゆる面での投入を大幅に強化し、全面的・全プロセスで処理を加速させ、一日も早く中国の国民に清浄な大地を取り戻させ、国際社会に正義を取り戻すよう強く促す」と述べました。(提供/CRI)
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