中国共産党中央政治局は7月30日に会議を開き、今年10月に北京で中国共産党第20期中央委員会第4回全体会議を開催することを決定しました。主な議題は、中国共産党中央政治局が中央委員会に活動を報告し、国民経済と社会発展の第15次五カ年計画（2026〜2030年）の制定に関する提案を検討することだということです。

7月30日の会議では、現在の経済情勢を分析したうえで、今年下半期の経済活動についての手配が行われました。会議では、第15次五カ年計画期間は社会主義現代化を基本的に実現するために基礎を固め、全面的に力を発揮する肝心な時期であるとされ、中国の発展環境は深刻かつ複雑な変化に直面し、戦略的チャンスとリスク、挑戦が併存し、予測しにくい要素が増えていると分析されました。

今年下半期の経済活動について、安定しつつ前進を求めるという基調を堅持し、新たな発展理念を完全かつ正確に、全面的に貫徹し、新たな発展構造の構築を加速し、政策の連続性と安定性を保ち、柔軟性と予見性を強化し、雇用や企業、市場、予想の安定に力を入れ、国内と国際の二つの循環を推進して、通年の経済社会発展目標と任務の達成に努めなければならないことが強調されました。（提供/CRI）