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5月に発覚した「侮辱発言」騒動でドラマ「赴山海」を配信延期に追い込んだ女性一番手役のエレノア・リーが、ネットに拡散した「音声」の真偽を問う裁判で勝訴を勝ち取ったと伝えられた。写真は主演のチョン・イー。
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5月に発覚した「侮辱発言」騒動で武侠ドラマ「赴山海」を配信延期に追い込んだ女性一番手役のエレノア・リー(李凱馨)が、ネットに拡散した「音声」の真偽を問う裁判でついに勝訴を勝ち取ったと伝えられた。
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同じタイミングでドラマ側も九つのSNSアカウントに対し、名誉毀損(きそん)で刑事告訴の準備に取りかかっていると告知し、ドラマ配信を妨げる違法行為に法的手段で対処していることが明らかになっている。
2024年秋にクランクアップした「赴山海」は今年5月の配信に向けて準備が進められていたが、エレノア・リーと思われる「ほとんどの中国人はばか」などの録音内容がネットに出回り、配信が急きょ棚上げとなった。その後、元アシスタントが会社側との労務トラブルの際にエレノア・リーとの日常会話を違法に録音、編集して捏造(ねつぞう)したことが調査によって判明し、さらにその後の裁判で無実が証明された。
しかし、事態はすでに複数のSNSアカウントによってドラマへの誹謗(ひぼう)中傷へと発展し、配信遅延による経済損失に加え、エレノア・リーの出演部分の人工知能(AI)顔交換で2000万元(約4億円)の予算超過が生じてしまい、経済損失と名誉の回復にドラマ側は法的措置を辞さない構えを見せているもようだ。
動画配信サービス・愛奇芸(iQIYI)と騰訊視頻(テンセントビデオ)で850万の視聴予約数を達成した「赴山海」は現在、8~9月配信に向けて障害物の最終撤去作業に取りかかっているとみられている。(翻訳・編集/RR)
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