中国外交部の郭嘉昆報道官は7月29日の定例記者会見で、ロシアのプーチン大統領とトランプ米大統領が第二次世界大戦の勝利記念日に会談する可能性がある点について、記者からの質問に答えました。

記者からは、「一部のロシアの情報筋によると、クレムリンの報道官が、トランプ大統領が第二次世界大戦勝利記念日にプーチン大統領と会談し、同日に軍事パレードも行われる可能性があると話している。これについて中国はどう考えるか」との質問が出されました。

郭報道官は「ロシアと米国はどちらも国連安全保障理事会の常任理事国であり、影響力のある大国だ。中国は、ロシアと米国が関係を改善し、世界の平和と安定に貢献することを歓迎する。あなたが出された具体的な問題については、私は関連する情報を把握していない」と答えました。

なお、世界の多くの国は第二次世界大戦が終結した日を、日本側代表が降伏文書に署名した9月2日としています。ロシアと中国はその翌日の9月3日を戦勝記念日としています。（提供/CRI）