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29日、韓国・デジタルタイムスは「少子高齢化が進んだ影響で65歳以上の高齢者人口が昨年初めて1000万人を超えた」と伝えた。
2025年7月29日、韓国・デジタルタイムスは「少子高齢化が進んだ影響で65歳以上の高齢者人口が昨年初めて1000万人を超えた」と伝えた。
韓国統計庁が発表した24年人口住宅総調査の結果によると、24年11月1日基準の韓国の総人口は5180万6000人で、前年比..1%増加した。21年と22年は減少したが、23年から2年連続の増加となった。ただ、増加幅は前年の0.2%を下回っており、「事実上の停滞」と言えるとしている。
総人口のうち内国人は4976万3000人(96.1%)、外国人が204万3000人(3.9%)だった。前年に比べ内国人は0.2%減少したが、外国人が5.6%増えており、総人口のマイナスを回避することができた。内国人人口は21年から4年連続の減少となっている。
外国人は20年、21年に減少したあと、22年に増加に転じ、昨年初めて200万人を超えた。雇用許可制の拡大、留学生誘致などが主な要因に挙げられるという。外国人の国籍は中国(韓国系)が26.3%で最も多く、次いでベトナム(14.0%)、中国(10.9%)と続く。前年比の増加率が最も高いのはベトナムだった。
総人口を年代別に見ると、15~64歳の生産年齢人口が3626万3000人、0~14歳の年少人口は542万1000人で、それぞれ28万3000人と19万9000人減少した。一方、65歳以上は51万3000人増加し1012万2000人を記録。高齢者人口の比率も18.6%から19.5%に上昇した。韓国国民の5人に1人が高齢者ということになる。高齢化の影響で、中位年齢は前年より0.6歳高い46.2歳となった。
18歳以上の内国人(4306万5000人)のうち未婚人口は1273万6000人(29.6%)、有配偶人口は2430万8000人(56.4%)、死別・離婚人口は602万2000人(14.0%)と集計された。未婚人口は前年比6万1000人増、有配偶人口は1万3000人減となった。
総世帯数は2299万7000世帯で、前年に比べ1.2%増加した。このうち集団・外国人世帯が3.1%(70万3000世帯)を占めている。残る一般世帯のうち1人世帯は804万5000世帯(36.1%)で、前年より21万6000世帯(2.8%)増加した。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「病院に行くとお年寄りでいっぱいだよね」「延命治療をやめることができるようにすべきだと思う。80、90歳を過ぎて、管をいっぱい付けて生かされるなんて、一体誰のためになるのか」「安楽死の合法化を急ぐべきだ」「貧しい国をここまで発展させるために苦労してきたのが今の高齢者たちだよ。これからはのんびり老後を楽しんでもらいたい」「生産年齢人口は25歳からにすべきだと思う」「子供を産んでも、不特定多数の年寄りを養うために働かされるんだと思うと、少子化も進むよね」「中国、ベトナム、共産圏出身者の人口急増は問題だな」など、さまざまなコメントが寄せられている。(翻訳・編集/麻江)
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