中国交通運輸部は7月28日、トラック運転手の合法的権益保障強化に関する特別発表会を開き、交通運輸部と中華全国総工会（労働組合）が標準化・規範化された高速道路の「運転手の家」1000カ所を集中的に建設・改修し、トラック運転手に無料の基本サービスと選択可能な付帯サービスを提供すると発表しました。

交通運輸部は主な物流ルート沿線を中心に1日平均300台以上のトラックが通過する高速道路のサービスエリアを選定し、「運転手の家」の改修・整備を行いました。

改修後の標準化・規範化された「運転手の家」には、それぞれ統一の標識が設けられ、サービスエリアの入り口には目を引く案内が設置されます。最低20台分のトラックの駐車スペース、二つのシャワールーム、洗濯機2台が備えられ、24時間営業で、駐車エリアは24時間使用可能です。

交通運輸部運輸サービス司の高博副司長は、改修を終えた1000の標準化・規範化「運転手の家」では、休憩、給湯、料理の温め、シャワー、洗濯など五つの基本サービスを無料で提供し、一部の「運転手の家」では、割安料金での食事の提供や車両の修理、緊急支援、行政サービスなども提供され、運転手が高速道路を利用中に利便性を実感できるよう努力すると紹介しました。

現在、改修・整備が終了した標準化・規範化「運転手の家」の第1陣100カ所の運用が既に始まっており、運転手はカーナビ地図、ネットの貨物輸送プラットフォーム、「運転手の家」ミニプログラムなどで検索し、付近の「運転手の家」を探して利用することができます。（提供/CRI）