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中国仏教協会は28日、河南省仏教協会が提示した「釈永信戒牒の抹消に関する報告」を受けて公告を発表し、「関連規定に基づき、釈永信の戒牒を抹消することに同意したと発表しました。
中国中東部・河南省登封市の少林寺管理処は7月27日、少林寺前住職の釈永信が刑事犯罪とプロジェクト資金・寺院資産を横領した疑い、および長年にわたって複数の女性と不当な関係を持ち、私生児をもうけ、仏教の戒律に深刻に違反したとして複数部門の合同調査を受けていると発表しました。中国仏教協会は、釈永信に対する法に基づいた処理の決定を断固として擁護し、支持すると表明しました。
中国仏教協会は、虚雲、円瑛、趙朴初など、全国仏教界の20人以上の著名人が発起して1953年に北京で設立されたもので、中国大陸で唯一の全国的な仏教組織でもあります。中国仏教協会は28日、河南省仏教協会が提示した「釈永信戒牒の抹消に関する報告」を受けて公告を発表し、「関連規定に基づき、釈永信(俗名:劉応成)の戒牒(かいちょう)を抹消することに同意したと発表しました。これは、釈永信が法会の主宰や弟子の伝戒(仏教で、師匠が弟子に戒律を授ける行為)など、「僧」としてのいかなる宗教活動にも参加できないことを意味しています。公式に認められた僧の地位を失った者は、「白衣」(在家信者)に戻ることになります。
中国の仏教は伝統的な出家制度を維持しており、僧侶は菜食、独身などの戒律を厳守しなければなりません。僧侶は三学(戒、定、慧)の修行にいそしみ、六和(規範化された行為、言語、思想、戒律、利益および見解の六つの面から信徒同士の付き合い方を規定する)を厳守し、戒をたもち、実践修行すること、自重自尊が求められています。(提供/CRI)
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