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中国で列車で没入型トラベルをすることが新たなトレンドになっている。
アグリツーリズムが爆発的人気となっているのを背景に、中国国家鉄路集団の各運営路線は観光特別列車を続々と運行している。観光特別列車に乗って旅に出ると、東北エリアの森林や西北エリアの砂漠、江南エリアの水郷、西南エリアの国境エリアなどを、没入型で体験することができる。中央テレビ網が伝えた。
新疆ウイグル自治区のイリ・カザフやアルタイ、カシュガルなどの人気観光スポットを11日間かけて巡ることができる観光特別列車が先ごろ、ウルムチ駅から乗客約100人を乗せて出発した。
観光特別列車のルートはあらかじめ決まっており、列車が観光スポットのある駅に着くと、乗客は下車して観光スポットを存分に楽しむことができる。観光を終えて戻ってくると、待機していた列車にまた乗って、次の目的地へと向かう。途中駅で乗り換えの必要はなく、荷物を持ち運びする必要もないため、観光スポットをゆっくりと楽しむことができる。
中国鉄路ウルムチ局では、今年の夏休みの帰省・旅行に伴う鉄道輸送体制「暑運」が7月1日にスタートしてから、それぞれに特色がある新疆の南疆地区と北疆地区を組み合わせて、「天山号」や「新東方快車」といった特色ある観光列車28本の運行を計画して、南部と北部のアグリツーリズムをバックアップしている。
中国の最北の省である黒竜江省でもアグリツーリズムが大人気となっている。中国鉄路ハルビン局は省内のヤブリや伊春、撫遠、漠河などを目的地として、特色あるアグリツーリズムをテーマにした観光列車13本を運行。近郊旅行や近場旅行といったスタイルで、田園風景が美しい農村の情緒をじっくり体験できるようにしている。
また、中国鉄路上海局合肥直属駅では、旅行に出かける人が非常に多いという今年の夏休み期間の特徴に合わせて、「高速列車+観光」の融合を積極的に推進している。巣湖東駅や長臨河駅に観光客集散センターを設置しているほか、駅と観光スポットを結ぶシャトルバスを運行し、巣湖姥山島や長臨河といった観光スポットを盛り上げており、夏休み期間中の観光客が前年同期比で25%増加すると見込んでいる。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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