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テスラの第3世代人型ロボットは米国の工場で実地試験がおこなわれており、2025年には中国の一般家庭向け市場に投入される見通しです。
米テスラの関係者が明かしたところによると、同社の第3世代人型ロボットは現在、米国の工場で実地試験がおこなわれており、2025年には中国の一般家庭向け市場に投入される見通しです。2026年には量産を開始し、5年以内に年間100万台の生産体制を整える計画です。
この「オプティマス」プロジェクトは2021年に初めて発表されて以来、すでに2度の製品アップデートを経ています。第2世代モデルでは、初代よりも約10キロ軽量化され、歩行速度が30%向上しました。手の可動ポイントは22カ所に倍増し、首の動きも可能になるなど、全体で28カ所の関節可動域を備えています。
テスラはすでに第3世代モデルの開発に着手しており、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は「服を畳む」「子どもの世話をする」といった複雑な家庭内作業にも対応できるよう、協調性と実行力において大きな進化を遂げると述べています。
2025年第2四半期の決算説明会では、マスク氏が次期モデル「オプティマスV3」の設計について「人型ロボットに必要なすべての自由度を備えており、非常に洗練された設計」と高く評価しました。今後多少の調整はあるものの、設計自体の大幅な変更は不要だとしています。
生産計画としては、2025年に1万〜1万2000台分の部品を生産し、2026年には10万台の量産を目指します。さらに2027年には年産50万台に引き上げる方針です。
市場調査によれば、中国の人型ロボット市場は2030年に1000億元(約2兆600億円)を超え、世界市場規模は2035年までに1兆1200億元(約23兆900億円)に達すると予測されています。(提供/CRI)
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