中米両国の経済貿易担当高官による貿易協議がスウェーデンのストックホルムで7月28日に始まりました。

【その他の写真】

これは先に中米双方がスイスのジュネーブで開催した貿易協議で一連の合意に達し、英国のロンドンで進められた協議で貿易摩擦の緩和に向けた枠組みが確立されたのに続き、再び経済貿易問題について対面で協議し、両国首脳の重要な共通認識を具体的な政策と行動に転化させ、ジュネーブ貿易協議の合意とロンドンの枠組みを実行し、中米の経済貿易関係が正しい軌道に沿って発展するよう推進することを目的としたものです。

中国商務部の報道官は23日、「中米双方は両国首脳が6月5日の電話会談で合意した内容に基づき、中米貿易協議メカニズムの役割をしっかりと発揮し、相互尊重、平和共存、協力ウィンウィンの原則にのっとり、互いに関心を持つ経済貿易問題について引き続き協議を進める」と表明しました。

世界第1位と第2位の経済大国として、健全で安定した中米貿易関係は両国国民の幸福に関わるだけでなく、世界経済の回復と発展にも重要な影響を与えます。国際社会は、今回の協議を通じて、中米両国の貿易関係が平等な話し合いと協議を通じて意見の相違を克服する正しい方向に向かって前進し、世界経済に安定性と確実性をもたらすことを期待しています。スウェーデンのウルフ・クリステション首相はこのほど、「（中米）両国がスウェーデンで合意に向けて協議を実施することは前向きな進展だ」と評価しました。（提供/CRI）