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中国気象局は上海で開催された2025年世界人工知能大会の開幕式で、「すべての人に早期警報システムを」を目的とする中国による解決方式である「媽祖」を発表しました。
中国気象局が7月26日に明らかにしたところによると、中国気象局は上海で開催された2025年世界人工知能(AI)大会の開幕式で、「すべての人に早期警報システムを」を目的とする中国による解決方式である「媽祖(MAZU)」を発表しました。中国気象局の陳振林局長は都市多種災害の早期警報を担うAIインテリジェンスを象徴する「AI気象警報の鍵」をジブチとモンゴルの代表に手渡し、都市多種災害早期警報インテリジェンスのMAZU-アーバンは国境を超えた気象防災減災の使命を担うことになりました。
媽祖(MAZU、マーズー)は中国沿海地区で広く信仰されてきた海洋と気象を守護する女神で、ユネスコの「無形文化遺産リスト」にも登録されています。中国気象局は「すべての人に早期警報システムを」を目的とする中国による解決方式を媽祖(MAZU)と命名しました。その4つのアルファベットはそれぞれ多種災害(Multi-hazard、マルチ・ハザード)、警報(Alert、アラート)、ゼロギャップ(Zero-gap)、普遍性(Universal、ユニバーサル)の英語の頭文字です。
上海市気象局の馮磊局長によると、MAZUの主な機能は4つあります。すなわち災害の評価と分析をすること、監視と早期警報をすること、警報を発表すること、さらに中国気象局が打ち出したハイレベルの「呼応答」サービスです。「呼応答」サービスとは、突発的な災害性気象警報において特に、電話、ショートメール等の方式を通じて、関連部門および責任者に警報情報を即時に通報し、防災措置の速やかな実施を確保するサービスを指します。
中国気象局はエチオピア、パキスタン、ソロモン諸島などの気象部門と共同でクラウド型早期警報システムを開発しました。上海の「都市多種災害早期警報ツールボックス」はすでにモンゴルで実践応用されています。(提供/CRI)
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