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世界初となる「自主バッテリー交換機能」を備えた人型ロボットがこのほど登場しました。
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世界初となる「自主バッテリー交換機能」を備えた人型ロボットがこのほど登場しました。このロボットは、電源を切ることなく自らバッテリーを取り出し、新たなものと差し替えることができ、わずか3分で交換を完了します。この技術により、作業の中断を防ぎ、ロボットの連続稼働時間を大幅に向上させることが可能となりました。
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開発を手がけたのは、中国広東省深セン市のロボット企業、優必選科技(ユービーテック)で、同社は世界初の「熱挿抜式自主バッテリー交換システム」を搭載した人型ロボットを実現しました。この仕組みにより、工場内でのロボット運用において、人手によるバッテリー交換の手間やコストが削減され、全体の生産効率も向上しています。
深セン市人工知能産業協会の范叢明会長は、「従来のロボットは最大でも連続4時間の稼働しかできなかった」と述べ、自主バッテリー交換技術は生産ラインの無停止運転に向けた大きな一歩だと強調しました。
実際、近年は製造業におけるロボット活用が加速しており、自動車や電子機器の製造現場では、人型ロボットが搬送や品質検査などを担うケースが増えています。こうした動きは工場の自動化を後押しするとともに、長時間安定して作業をこなすためのエネルギー面での技術革新も重要な鍵となっています。
深センではロボット関連企業が急増しており、2024年時点で産業クラスターの企業数は7万4000社を超え、関連産業の総生産額は2012億元(約4兆1300億円)に達しました。
「人型ロボット産業研究報告」によれば、中国における人型ロボット市場は2024年に約27億6000万元(約570億円)、2029年には750億元(約1兆5400億円)規模に成長すると予測されています。今後は展示用から実用商品へと移行し、まずは製造業から、いずれはサービス業、家庭分野へと普及が進むとみられています。(提供/CRI)
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