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2025年国際基礎科学大会が7月13日に北京で開幕し、米国の計算機科学者・ロバート・タージャン氏が「基礎科学終身功労賞」を受賞しました。
2025年国際基礎科学大会が7月13日に北京で開幕し、米国の計算機科学者・ロバート・タージャン氏が「基礎科学終身功労賞」を受賞しました。
タージャン氏は1986年に38歳でチューリング賞を受賞し、当時、最年少の同賞受賞者として注目を集めました。数多くの学術的成果と受賞歴を誇っており、現在ではコンピュータサイエンス分野のリーダー的存在となっています。大規模データベースの管理からノートパソコンやスマートフォンなど多くのスマートデバイスの効率向上まで、その研究成果はコンピュータサイエンスのあらゆる側面に恩恵をもたらしています。
タージャン氏は中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)のインタビューで、2025年国際基礎科学大会について、「この大会の核心は具体的なアイデアを議論するだけでなく、研究方法を共有し、コミュニティーを構築することにある。数学者、物理学者、コンピューター科学者に豊富な交流の場を提供しており、そこに秘められた可能性は計り知れないものだ。科学研究はますます学際的・融合的な方向に向かっており、この大会はまさにこのすう勢を生き生きと映し出している」と評価しました。
ここ数年、急速に進歩している人工知能(AI)について、タージャン氏は「ここ数年、AIが成し遂げた進歩は誰もが驚くべきものだ。AIはインターネット上のほぼすべての情報を取り込み、統合的に処理することができる。人類の知識体系全体の情報を整理し、私たちが理解し、利用できる形で提示してくれる。10年前にはまったく想像もできなかったことが、今日では現実のものになっている。AIの今後の方向性については誰も予測できない。中国が基礎科学の発展を長期的な戦略的重点として掲げたことは、本当に賞賛に値する。現在までに中国が収めた成功は実に目覚ましいもので、今後、中国がさらなる進展を遂げるのを楽しみにしている」と語りました。(提供/CRI)
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2025/7/25
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