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中国初心者の質問に答える「初めての中国」。今回はホテル編。
初めて中国に行こうと思っているわかばちゃんには、わからないことがいっぱい。わかばちゃんの「どうしたらいいの?」という質問に、ぶらり北京でおなじみのA姐とG姐が答えます。中国のことならお任せのパン爺も時々ご意見番として動画に登場。中国初心者の質問に答える「初めての中国」。今回からは、ホテル編!計4回にわたって、以下のような内容でお送りしていきます。
1、ホテル選び
2、ホテルチェックイン・アウト
3、ホテルWi-Fi接続
4、ホテルあれこれ
1回目の今回はまず、中国でホテルを選ぶ際の注意事項についてご説明します。
・中国では、外国人がホテルに宿泊するためには、そのホテルに外国人の宿泊を受け入れるための資格が必要となる。三つ星より下のホテルや、地方都市のホテルでは、外国人が宿泊できないことがあるので、予約の際には注意が必要だ。
・日本の旅行会社やサイトで中国のホテルを予約する場合、基本的に外国人宿泊不可のホテルは予約の対象にならないので、特に注意する必要はないだろう。
・中国の予約サイトでホテルを予約する場合は、「外賓适用(外国人宿泊可)」や「接待外賓(外国人宿泊客受け入れ可)」、「外賓(外国人宿泊客)」といった項目にチェックをしておこう。
・また、ホテルの詳細情報やポリシー欄に外国人受け入れ不可といった記載がないかにも注意しよう。
ちなみに、中国の宿泊施設は、規模やサービスレベルによって複数の種類に分かれている。「旅館」や「民宿」など、中国語をそのまま日本語として理解すると、ニュアンスが異なる場合があるので注意しよう。
1、飯店――ホテル(特に高級、観光ホテル)
・比較的大きな規模のホテルを指し、特に「高級ホテル」や「観光ホテル」 を連想させる。
・「酒店」 もホテルを指すが、「飯店」 の方がやや格式高い印象を与えることが多い。星級(1~5)で格付けされていることが多い。
2、酒店――ホテル(特に中~高級)
・一般的な「ホテル」。星級(1~5)で格付けされていることが多い。
・ビジネスホテルからリゾートホテルまで幅広く、24時間フロント・レストラン・清掃サービスあり。
例:五星級酒店(五つ星ホテル)、連鎖酒店(チェーンホテル)
3、賓館――ホテル(やや小規模)
・比較的小規模な宿泊施設で、「酒店」より簡素だが、基本的な設備は整っている。
・公的機関が運営する「招待所」より民間色が強い。
・地方都市や観光地でよく見られる。
4、招待所――簡易宿泊所
・もともとは政府・企業が関係者向けに運営していた宿泊施設。現在は一般客も利用可能な場合が多い。
・設備はシンプルで料金が安いが、プライバシー面やサービスに制約あり。
5、旅館――小規模民営宿泊施設
・小規模な民営宿泊施設。家庭的な雰囲気で、共用トイレ・シャワーの場合もある。
・日本の「旅館」のイメージとは異なる。
6、民宿――民宿、ゲストハウス、民泊
・個人経営の宿泊施設で、民家を改装したものが主流。
・田舎や観光地に多く、ローカル体験を求める旅行者に人気。
・個人が住宅を旅行者に貸し出す「民泊」を指すこともある。
7、青年旅舍――ユースホステル
・安価なドミトリー形式の宿泊施設。バックパッカーや若者向け。
8、度假村――リゾートホテル
・海や山、温泉の近くなど、自然環境の良い場所に立地する大型施設。
※「標準間」は中国のホテルで最も一般的なタイプ。一般的な2人用の部屋で、ツインまたはダブルベッドが基本。ベッドがツインかダブルかは予約サイトの写真などで確認しよう。
・チェック!
中国のホテルの宿泊料金は、日本のように一人当たりではなく、一部屋当たりになっている。予約の際の料金も一部屋の料金で表示されている。宿泊人数が1人でも2人でも、基本的に追加料金は発生しない。ただし朝食付きの場合は人数あたりの費用が加算される。
・「外国人宿泊OK」のホテルを選ぼう
・宿泊施設は規模やサービスレベルによって種類がある
・最も一般的な「标准间」はツインかダブル
・宿泊料金は一部屋当たり
*以上は2025年7月21日時点の情報です。(提供/人民網日本語版)
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