推進団体に内外から非難が殺到!?万里の長城、「新世界七不思議」決定までの裏話―中国

Record China    2007年7月10日(火) 5時23分

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2007年7月9日、万里の長城が「新世界七不思議」に選ばれたニュースの裏に、隠れた苦労話があったことを中国長城学会の関係者がマスコミに語った。

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2007年7月9日、万里の長城が「新世界七不思議」に選ばれたニュースは世界を駆け巡った。

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主催者側の発表によると、今回の「新世界七不思議」決定には世界から9000万人以上が、電話やインターネットを通じて投票に参加したという。今年5月には、中国長城学会と万里の長城八達嶺管理委員会が万里の長城に投票するよう広く呼びかけたが、これに対し国内外から非難が殺到。

「万里の長城は、投票を呼びかける必要もないほど偉大だ」「外国人に万里の長城を評価されたくない」「商業主義の戦略に乗るな」などの否定的な意見がほとんどで、中国長城学会はバッシングを受けたという。

今回、長城が「新世界七不思議」に正式に選ばれたことで、同学会の董耀会副会長は「中国人民に万里の長城が世界に認められた貴重な遺産であることを再認識させ、最近問題になっている近隣住民による長城の破壊を食い止めることができる」とその意義を高く評価した。

中国長城学会は、今後世界規模で万里の長城保護基金を設立する計画だという。(翻訳・編集/本郷智子)

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