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「レーピン芸術特別展」が北京市の中国国家博物館で開幕しました。
「レーピン芸術特別展」が7月23日、北京市の中国国家博物館で開幕しました。遠路ロシアから運ばれた写実主義の巨匠イリヤ・レーピンの真作92点が集中的に展示されます。これは、中国国内でこれまで最大規模かつ最高レベルのレーピン芸術展でもあります。
レーピンは19世紀ロシアの傑出した批判的写実主義(クリティカルリアリズム)画家であり、ロシア民族芸術の「視覚の詩人」としても知られ、1873年に「ヴォルガの舟曳き」を完成し、世界画壇での地位を一挙に確立しました。
中国国家博物館によると、今回の特別展には92点の真作が展示され、いずれもロシアの国立トレチャコフ美術館と国立ロシア美術館から借り受けたものです。ロシアの批判的写実主義絵画の頂点とされるレーピンは、深い洞察力で広大な土地と真実の人々に目を向けました。彼の代表作の一つ「クルスク州の宗教行列」は1883年に描かれ、高さ178センチ、幅285センチで、19世紀のロシア民族の運命を浮き彫りにしています。レーピンの芸術創作は20世紀以降の中国の写実主義芸術の発展に深く影響を与え、今でも中国の油絵のテーマ作品には、依然として一般の人々を描くことを重視する写実主義の傾向を守っているものもあります。
レーピン芸術特別展は、2026年1月11日まで開催されます。(提供/CRI)
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