賛否両論渦巻く、湖南省岳陽市で「バーベキュー大学」設立

CRI online    2025年7月24日(木) 18時30分
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中国中部に位置する湖南省にある岳陽開放大学と岳陽市バーベキュー協会はこのほど、中国初の「岳陽バーベキュー研究院」と「岳陽バーベキュー産業学院」を共同設立することを決定しました。

中国中部に位置する湖南省にある岳陽開放大学と岳陽市バーベキュー協会はこのほど、中国初の「岳陽バーベキュー研究院」と「岳陽バーベキュー産業学院」を共同設立することを決定しました。一部のネットユーザーからは、「大学がバーベキューを研究するのはあまりにも品位下落」「専門学校でバーベキューを学ぶより街頭で師匠に教わるほうがまし」と疑問視するコメントや、中には「資金の無駄遣い」と批判の声も寄せられています。一方、「学術から実用への転換のための革新的な模索だ」と支持する人もいます。

岳陽バーベキュー産業学院の副学長は、「学院の目標は就職と産業のレベルアップに焦点を当てることだ。バーベキュー業は敷居が低い。コストも低くて一般人が起業するのに適している」と説明した上で、「岳陽バーベキューは(中国南部のバーベキューの流儀である)南派の代表であり、全国的に見ても特色がある。学院は強化訓練を展開し、理論と実技を結びつける。修了すれば認証を授与する。実技はバーベキュー協会のモデル店舗で行い、学生が業界の標準を把握できるようにする。中学卒業生を対象に募集し、修業期間は3年制だ。2年半は教室で学び、残りの半年は実習だ。毎年50人から100人を受け入れる計画だ。また、社会人向けに半年または1年制の養成クラスも開設し、3年内に1000人を養成する計画だ」と述べました。

岳陽市バーベキュー業界協会の孟引帥会長は、「岳陽のバーベキューは歴史が長いが、業界基準がなく、人材の断裂も起り、管理が粗雑であるなどの問題に直面している。これまで業者の学歴は中学校卒が多く、資質はまちまちだ」と説明しました。

岳陽バーベキューの年間売上高は20億元(約400億円)を超え、従業者数は5万人に達したが、市全体にある2000以上の店舗の標準化不足などのボトルネックの問題を抱えています。バーベキュー産業学院はこれに対して3年間で1000人の「岳陽バーベキュー新職人」育成の計画を立てています。(提供/CRI

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