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6年にわたる研究によって難問を解決して設計建造された深海遠洋グリーン・スマート技術試験船が7月23日、「未来」と命名され引き渡されました。
6年にわたる研究によって難問を解決して設計建造された深海遠洋グリーン・スマート技術試験船が7月23日、「未来」と命名され引き渡されました。
「未来」は深海技術科学太湖実験室とその中国東部沿海の江蘇省連雲港市にある連雲港センターによって建造されました。
引き渡し後は主にグリーン・スマート技術における試験と検証、深海装備に対する水面での支援の確立、海洋科学総合調査サービスなどを行います。その目的は船海装備の実際の海における試験検証能力の向上を図り、技術の飛躍や製品の市場応用までの難問を打破し、装備の自主的革新とデジタル化のモデルチェンジを推進し、業界のスマート化とグリーン化の発展を後押しすることです。
「未来」は移動する海上実験室と言えます。全長は110.8メートル、満載排水量は7000トン、最大航速は15ノットを超え、定員は80人、航続距離は1万カイリ超、自律運用日数は60日を超えます。「未来」はまた、世界のどの海域でも航行できる基準を満たしています。「未来」は全電力推進システムを採用し、双プロペラ・双舵構造で、艦首と艦尾に横向きの推力を得るための両側スラスターを搭載し、全速時対応のフィンスタビライザーで船体の安定を保つことができ、DP-2級の動力位置保持能力も備えております。従来の科学調査船や試験船に比べて機能が多く、用途が広い上に、モジュール化やスマート化の面でも大きな飛躍を実現しました。(提供/CRI)
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