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中国・上海市で客が持ち込んだ高級酒をこっそり偽物とすり替えていた飲食店の従業員2人が拘束された。
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中国・上海市で客が持ち込んだ高級酒をこっそり偽物とすり替えていた飲食店の従業員2人が拘束された。中国メディアの捜狐新聞が24日に報じた。
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中国の飲食店では客が持参した高級酒などを店員が開封してグラスに注いで提供する「開栓サービス」が行われている。これは、専門のスタッフが開栓することで瓶の不具合などによる事故を防いだり、料理に合ったタイミングで提供したりすることを目的としている。
記事によると、先日、張(ジャン)さんが市内のレストランで食事をした際、持ち込んだ白酒(バイジウ。中国の蒸留酒)の味に違和感を覚えた。当初は保管状態の問題だと思って気に留めていなかったが、後日再び同じ店に酒を持ち込んだ際も同様の違和感を覚えた。
不審に思った張さんが、あらかじめ撮影していた自身の酒瓶の製造番号と提供された酒瓶の番号を照らし合わせたところ一致せず、すぐに警察に通報した。
上海市公安局徐匯分局の警察官が駆けつけて事情聴取を行ったところ、従業員2人が犯行を認めた。2人はネット上の業者から1本500~1000元(約1万~2万円)の偽の白酒を大量に仕入れ、客が持ち込んだ酒を開栓する際にこっそりすり替えていた。
また、店舗の倉庫に保管されていた酒についても、同様の手口で安価な酒とすり替え、本物の酒は1本あたり2000~4000元(約4万~8万円)で転売。これまでにおよそ20万元(約400万円)の不当な利益を得ていたという。
現在2人は窃盗の疑いで刑事拘留されている。(翻訳・編集/北田)
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