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米ロサンゼルスにテスラ初のスーパーチャージャー併設レストラン「テスラ ダイナー」がオープンしました。
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米ロサンゼルスに7月21日、電気自動車(EV)大手のテスラ初のスーパーチャージャー併設レストラン「テスラ ダイナー」がオープンしました。銀色の円盤型建物は1950年代のドライブインシアターをイメージしており、開業初日には数百人が13時間前から列をつくりました。レストランには食事スペースのほか、屋外映画スクリーンと80基のV4スーパーチャージャーが備えられ、非テスラ車の利用も可能です。24時間営業で、開業からわずか6時間で飲食と充電による売り上げは4万7000ドル(約690万円)に達しました。
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レストラン内では、テスラブランドのTシャツやロボット「オプティマス」のフィギュアも販売され、試験営業時には、このロボットがポップコーンを配るパフォーマンスも話題となりました。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は「このモデルが成功すれば、世界の都市や高速道路にも展開する」と表明しています。
その一環として、テスラは中国上海の工場の隣に約3000平方メートルの用地を確保しており、2026年の春節(旧正月)前後の開業を目指しています。価格設定は米国の約70%に抑えられる見通しです。
テスラが飲食業に関心を示していたのは以前からで、2017年には当時の最高技術責任者(CTO)が構想を語り、2018年にはマスク氏もロサンゼルスでのレトロ風レストラン開業計画に言及していました。
この「充電+食事+映画」の組み合わせは、充電中の待機時間を有意義な体験に変えることで、顧客満足度を高めるとともに、ブランド文化をより深く浸透させる狙いがあるとみられています。
一方、テスラは世界的に販売の減少に直面しています。2025年上半期の世界販売台数は前年同期比約13%減の約72万台でした。こうした中、テスラは新たに6人乗りの高級SUV「モデルYL」を中国市場に投入し、需要の喚起を図るとしています。(提供/CRI)
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