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中国の海南自由貿易港建設で7月23日に重大な進展があった。
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中国の海南自由貿易港建設で7月23日に重大な進展があった。海南自由貿易港は12月18日に島内全域での封関運営(貨物の出入りを輸出入とみなして税関が監督管理する方式)を正式に開始する。これは中国のより一層の開放拡大の象徴的な取り組みであり、経済発展をけん引し世界に好機をもたらすことになるというのが、国際世論の見方だ。
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海南自由貿易港建設は中国の重大な国家戦略であり、世界最高の開放形態のベンチマーキングだ。2018年4月に自由貿易港を段階を分けて建設していくことが発表されて以来、海南は、貿易、投資、国境を跨ぐ資金の移動、人員の出入りなど六つの分野における自由化・利便化で重要な進展を遂げ、封関の基礎を固めた。
「封関」は「封島」にあらず、より一層優遇された貨物の「ゼロ関税」政策、より一層緩和された貿易管理措置、より一層利便性の高い通行措置、より一層効率的な監督管理モデルの「四つのより一層」を通じてハイレベルの開放の場を打ち立てる。「ゼロ関税」を例に取ると、封関後、ゼロ関税となる商品税目は1900から6600に増え、商品税目全体の約74%をカバーする見込みで、割合は封関前と比べて53ポイント上昇し、輸入コストを大幅に削減し、市場の活力を刺激する。あるアナリストによると、これらの政策により経済活動の自由度が高まり、国際貨物輸送ルートが適正化され、世界が中国の開放による恩恵を享受できるようになる。
封関を控え、海南は外資の囲い込みを続けている。過去5年間の海南自由貿易港の実行ベース外資導入額は1025億元(約2兆1012億円)で年平均成長率は14.6%、新設外資系企業は8098社で年平均成長率は43.7%だ。タイのCPグループによると、海南の政策は農産物の輸出入に便宜を与え、中国の適正化されたビジネス環境が運営コストを削減した。免税政策に加え、85カ国へのビザ免除などの措置により、海南は国際的な消費と旅行の新たな中心となっている。ロレアルは、世界最大の単体免税店の所在地である海南への投資を今後も継続していくと表明した。
海南の封関運営の準備はほぼ整っている。12月18日の封関は、歴史への敬意表明であるだけでなく、未来へのコミットメントでもある。中国の開放の扉はますます大きく開かれ、より一層接続的で包摂的で革新的なグローバル経済体系が海南から「出航」する。(提供/CRI)
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