水力発電所建設でヤルンツァンポ川下流諸国と意思疎通―中国外交部

CRI online    2025年7月24日(木) 9時50分
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中国外交部の報道官は、中国は水力発電所建設でヤルンツァンポ川下流諸国と意思疎通していると述べました。

中国外交部の郭嘉昆報道官は7月23日の定例記者会見で、チベット自治区での水力発電所建設に関連する記者からの質問に対して、「中国は関係する下流諸国と水位上昇情報の通達や洪水の防止と被害軽減での協力を展開するとともに、ヤルンツァンポ川下流での水力発電プロジェクトについても必要な意思疎通を行ってきた」と説明しました。

郭報道官は、「ヤルンツァンポ川での水力発電所建設は中国の主権の範囲内の事柄であり、クリーンエネルギー開発の加速や現地住民の民生の大幅改善、気候変動対策が目的だ」と強調しました。郭報道官はその上で、「中国は国際河川の開発において極めて責任ある態度を一貫して堅持しており、また、豊富な水力発電開発の経験を有している」と述べました。

郭報道官はヤルンツァンポ川下流水力発電プロジェクトについて、「中国の業界最高基準に厳格に準拠し、全方位型の建設工程と生態環境保護を実施する。多くの重要な生態環境の敏感な区域を回避し、原生の生態系を最大限に保全する」と説明しました。郭報道官は、同水力発電所について「流域全体の防災と減災に寄与するものであり、下流地域に悪影響を及ぼすことはない」と強調しました。

郭報道官は、「中国は引き続き下流諸国と協力を強化し、流域住民の幸せに貢献していく」と表明しました。(提供/CRI

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