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台湾メディアの自由時報は23日、日本の神社で台湾人が描いた絵馬に中国人がある2文字を書き足す出来事があったものの、逆に自らの無知を示すこととなったと報じた。
台湾メディアの自由時報は23日、日本の神社で台湾人が描いた絵馬に中国人がある2文字を書き足す出来事があったものの、逆に自らの無知を示すこととなったと報じた。
記事によると、中国のSNS・小紅書(RED)で、ある中国人ユーザーが北海道函館市の神社に掛けてあった台湾人の絵馬に「中国」と書き加えたことを報告した。アップした写真には「2025.7.26 台湾大罷免大成功!!台湾人」と書かれていた絵馬の「台湾人」の前に「中国」と書き足された様子が写っている。
ただ、同ユーザーは「今日、初めて大罷免の意味を知った。事前に知っていれば『中国』と書き足さずに(絵馬ごと)捨てていた」ともつづった。「大罷免」とは、台湾の最大野党で中国に融和的な国民党の議員24人に対するリコール(解職請求)のことを指しており、その可否を決める住民投票が7月26日に行われる。台湾の立法院は、中国に強く反発する民進党が少数与党になっているが、リコールが成功すれば議会の勢力図が変わる可能性がある。
中国人ユーザーの投稿がThreads(スレッズ)に転載されると、台湾のユーザーからは「リコールの意味すら知らないなんて哀れだ」「リコールを知らないのは、自分が一度も持ったことがない権利だからだろう」「レベルの低い国の人は、他人の絵馬を勝手に書き換えるなんて日常茶飯事なんだな」「『中国』って加えたせいで、中国人も大罷免を支持してるように見える」「愛国を叫びながら日本という『敵国』に行くという矛盾」「国民党が建てた中華民国を消したいんじゃなかったのか?国民党議員のリコールになぜ反対する?」といったコメントが寄せられたという。
なお、記事は今回の件のほかにも、「日本の神社で台湾人が書いた絵馬が中国人によって書き換えられる事態が次々に起きている」とも伝えている。(翻訳・編集/北田)
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