2025年7月20日、劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来の公開を記念した舞台あいさつが大阪市内で開催され、竈門炭治郎（かまどたんじろう）役・花江夏樹の発言に中国のネットユーザーから注目が集まっている。

登壇したのは、花江と冨岡義勇（とみおかぎゆう）役の櫻井孝宏、そして上弦の参・猗窩座（あかざ）を演じた石田彰の3人。同作では、炭治郎と義勇が猗窩座と繰り広げる激しい戦闘が大きな見どころとなっている。

花江は、「無限列車編から炭治郎の気持ちがずっと続いていて、煉獄（れんごく）さんに対する想い、家族に対する想いを背負って無限城に入っているので、猗窩座は倒すべき」と語り、その上で「炭治郎の感情のピークにしたいと思って、後のことは考えずに全力で叫ぼうと思っていた」と、当時の心境を振り返った。

一方で、「花江夏樹としては猗窩座が大好きです」と本音をのぞかせた。これを受けた石田が少し照れた様子で「そうだったんですか」と言うと、花江は「炭治郎としては『猗窩座ー！』、でも僕としては『猗窩座～♪』」と笑顔を見せ、共演への感謝の気持ちを口にしていた。

これを中国のSNS・微博（ウェイボー）で467万人以上のフォロワーを持つブロガーが紹介すると「花江さんが猗窩座に『大好き』って言ってて心温まる〜」「『鬼滅の刃』の仲良しな声優さん同士の交流、ファンとして見てて本当に幸せ」「花江さんの愛の告白、めっちゃかわいい〜！声優さんたちのやりとりが愛にあふれてて最高！」とのコメントが寄せられた。

また、「私も猗窩座がめっちゃ好きー！！」「やっぱり（猗窩座を）好きになっちゃうよね」「狛治（猗窩座）のことを嫌いな人なんている？」「鬼の中で一番好きなカップリングは猗窩座と恋雪（こゆき）、あと妓夫太郎（ぎゅうたろう）と妹の堕姫（だき）！」などと、花江に共感するコメントも多く見られた。

「鬼滅の刃」は吾峠呼世晴氏の漫画が原作。主人公の竈門炭治郎（かまどたんじろう）が、鬼にされた妹・禰豆子（ねずこ）を人間に戻すために鬼を倒す集団「鬼殺隊」に入隊し、我妻善逸（あがつまぜんいつ）、嘴平伊之助（はしびらいのすけ）ら仲間と共に鬼と闘う姿を描く。

2019年4月からテレビアニメ「竈門炭治郎 立志編」が放送され、その最終話から続く物語として、20年10月に劇場版、21年10月にテレビアニメ「無限列車編」、21年12月にテレビアニメ「遊郭編」、23年4月に「刀鍛冶の里編」、24年5月に「柱稽古編」が放送された。そしてこの続きを描く「無限城編」が3部作の劇場版として制作されることとなり、劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来が7月18日に公開された。（翻訳・編集/岩田）

【舞台あいさつ】『鬼滅の刃』 “竈門炭治郎”役の花江夏樹が本音「猗窩座は大好きです」https://t.co/dXkkvZGj15

猗窩座役の石田彰が「そうだったんですか」と照れるなか、花江は「炭治郎としては『猗窩座ー！』、僕としては『猗窩座～♪』」と笑顔を見せ、アフレコで共演した石田に感謝していた。 pic.twitter.com/LYbcAtigRD

— ライブドアニュース (@livedoornews) July 20, 2025