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中国経済の中で最も大きな比重を占める6つの経済大省が21日までに上半期のGDP成長率を発表しました。写真は杭州。
中国経済の中で最も大きな比重を占める6つの経済大省が21日までに上半期(1〜6月期)のGDP成長率を発表しました。統計データによると、広東省を除き、残り5省の上半期のGDP成長率はいずれも中国全体の5.3%を上回り、なかでも東部の浙江省が5.8%でトップを走っています。
具体的なデータを見ると、工業と輸出が浙江省の上半期の経済成長を促す主な原動力となったことが分かりました。
浙江省統計局が21日に発表したデータによると、浙江省の一定規模(年間売上高2000万元以上)以上の工業企業の1〜6月の付加価値額は前年同期比で7.6%増加しました。その中では、民間企業の付加価値額が8.0%増加し、一定規模以上の工業付加価値額増加に対する寄与率は77.9%に達しました。業種別に見ると、37ある産業「大分類」のうち、全体の83.8%を占める31業界で付加価値額が増加しました。
東部の江蘇省、中部の河南省がいずれもGDP成長率5.7%で、僅差で浙江省に続きました。江蘇省では工業部門がハイライトとなり、河南省では工業と投資が経済成長を支えています。
南西部の四川省と東部山東省のGDP成長率はいずれも5.6%で、全国平均水準を0.3ポイント上回っています。
一方、南部の広東省の上半期の経済実態は楽観を許さないものがあります。広東省統計局が18日に発表した上半期の経済運営状況のデータによると、広東省の上半期のGDPは6兆8725億4000万元(約140兆4163億円)で、前年同期比の成長率はわずか4.2%と、全国平均をはるかに下回っています。(提供/CRI)
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