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台湾の女優スー・チーの監督・脚本デビュー作となる映画「女孩」がベネチア国際映画祭のコンペティション部門に選出された。写真はスー・チーの中国SNS・ウェイボーより。
台湾の女優スー・チー(舒淇)の監督・脚本デビュー作となる映画「女孩(Girl)」が8月27日に開幕するベネチア国際映画祭のコンペティション部門に選出された。台湾メディアの中央社が22日付で伝えた。
記事によると、スー・チーは「知らせを聞いてうれしさのあまりホテルで叫んでしまった」といい、作品の完成に向けて尽力してくれたすべての関係者に感謝したいとの考えを示した。
さらに、2023年に引退が発表された台湾映画界の巨匠ホウ・シャオシェン(侯孝賢)監督に対して「監督がいなければ『女孩』はありませんでした」と強い感謝の気持ちを表明するとともに、映画祭の選考委員や自身の成長を応援してくれたすべての人々、夫であるスティーブン・フォン(馮徳倫)への感謝も示した。
スー・チーはまた、「まるで受賞したような気持ちです。選出されたこと自体が『女孩』への肯定的な評価なのです」と喜びを語ったという。
一方、プロデューサーのイエ・ルーフェン(葉如芬)氏は「ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に選ばれたのは『ご縁』です」とコメント。同氏は、スー・チーが23年にベネチア国際映画祭の審査員として多くの新人監督の作品を見たことで自身も「女孩」を撮ろうと決めたことを回想し、作品の関係者に感謝を示したという。(翻訳・編集/野谷)
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