中国主導、世界初の太陽光直流分野での国際標準が発表

CRI online    2025年7月23日(水) 10時50分
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中国が主導して策定した国際標準「分散型太陽光発電の低電圧直流システムへの接続およびユースケース」が正式に発表されたことが分かりました。写真は安徽省の山間部に設置された太陽光発電パネル。

中国が主導して策定した国際標準「分散型太陽光発電の低電圧直流システムへの接続およびユースケース」が正式に発表されたことが分かりました。これは太陽光直流分野における初の国際標準で、分散型太陽光発電の開発と新型配電システムの構築に向けた基盤を築くとともに、世界の分散型太陽光発電産業の発展に向けた指針となるものです。

本標準は、分散型太陽光が低電圧直流システムに接続される際の典型的なシナリオと主要技術に焦点を当てており、世界各地の代表的な導入事例を体系的に整理するとともに、太陽光直流インターフェース機器の技術的進化の傾向をまとめ、システム制御、故障対応、安定運転などの観点から低電圧直流システムの技術指標要件を明確に定義しています。

世界的なエネルギー構造転換の潮流の中で、太陽光発電はその顕著な優位性と幅広い応用可能性により、グローバルなグリーン成長を推進する重要な原動力の一つとなりつつあります。2024年には太陽光発電量が初めて世界の電力消費量の10%に達しました。中国の分散型太陽光発電産業も近年目覚ましい発展を遂げ、中国のエネルギー転換を支え、「CO2排出のピークアウトとカーボンニュートラル」目標達成を推進する重要な力となっています。分散型太陽光発電が価格競争力を持ち市場化段階に入る中、その世界的な爆発的成長には科学的で統一された国際技術標準の整備が急務となっていました。

本標準は中国の専門家が主導し、ドイツ、米国、フランス、日本など14カ国の専門家からなる作業部会が4年にわたる協力の末、共同で策定しました。(提供/CRI

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