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建設中の成渝中線高速鉄道の成都-重慶区間は、開通すれば時速400キロメートルでの運行が実現し、成都-重慶間を50分で移動できるようになる。
国務院新聞弁公室は21日、「第14次五カ年計画の質の高い達成」をテーマにしたシリーズ記者会見を開催した。国家鉄路局の安路生(アン・ルーション)副局長は会見で、「目下建設中の成渝中線高速鉄道の成都-重慶区間は、開通すれば時速400キロメートルでの運行が実現し、そうなれば成都-重慶間を50分で移動できるようになる」と述べた。
CR450は、現在広く注目を集めている時速400キロメートルでの商業運行が可能な高速列車であり、世界で「商業運行速度が最も速い高速鉄道」でもある。公開された資料によると、この列車は高速列車「復興号」の新型車両で、中国が全力で開発に取り組んだものだ。
では、旅客にとって速度が速くなることは何を意味するのか。
京滬(北京-上海)高速鉄道を例にすると、CR450が時速400キロメートルで運行した場合、両都市間の移動時間は最短で3時間ほどになり、航空機と比較して、高速鉄道の優位性がより一層際立つ。成都-重慶間なら、両都市間の移動時間は直通で1時間を切る。考えてみてほしい。多くの大都市の中心部から自家用車で出発した場合、1時間走ってもまだ中心部から出ていないことがほとんどだろう。
ここ数年、中国の高速鉄道の距離がどんどん伸びており、これと同時に高速鉄道車両もどんどん記録を更新している。現在、「ChinaRailway」の略であるCRで車両番号が始まる「復興号」は、時速160キロメートル、250キロメートル、350キロメートルの三つの速度で運行されている。今後投入されるCR450は、中国の高速鉄道技術が「前人未踏エリア」に足を踏み入れることを象徴している。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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