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河北省秦皇島で世界初の8万トン級船底開放型養殖工船「森海先鋒」号が引き渡されました。
中国北部の河北省秦皇島でこのほど、世界初の8万トン級船底開放型養殖工船「森海先鋒」号が引き渡されました。これは中国船級社から完全な型式認証を取得した世界初の船底開放型養殖工船です。
「海上ジャンボ」とも呼ばれる工船は、パナマックスばら積み船(パナマ運河を通航できるように設計された6〜7万トンクラスの貨物船)を改造したもので、全長224.9メートル、幅32.2メートル、深さ18.5メートルです。七つの大型養殖水槽を装備し、水容量は約8万立方メートルで、17級風波(風速56.1〜61.2メートル/秒、スーパー台風に相当)に耐えられ、設計寿命は20年以上です。工船の最大の革新は、船体の側舷と底部に開口部を設けたことにより、船内の養殖水が海水とつながることで、自然な水交換ができます。
「森海先鋒」号は移動式牧場のように南北の海洋を航行しており、台風や赤潮被害を回避できます。また、船倉の区画養殖とは異なる海域環境を利用し、毎年黄海から東海にかけての深海海域で高品質な魚類2280〜2800トンの生産が見込まれています。(提供/CRI)
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