【CRI時評】「中国のチェーン」が世界の産業に道筋をつける

CRI online    2025年7月22日(火) 9時30分

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第3回中国国際サプライチェーン促進博覧会は1200もの出展者を引き寄せ、うち米国からの出展者数は前回より15%増加して海外出展者の中で首位となった。

世界の産業チェーンとサプライチェーンの安定と円滑化を維持する重要な国際公共財として、第3回中国国際サプライチェーン促進博覧会は1200もの出展者を引き寄せ、うち米国からの出展者数は前回より15%増加して海外出展者の中で首位となった。博覧会で署名された協力合意と交わされた協力意向は計6000件を超えた。

足元では、地政学的な情勢が緊張し、貿易保護主義が強まり、米国が世界に貿易戦争を仕掛け、グローバルサプライチェーンに深刻な打撃を与えている。博覧会で発表された「グローバルサプライチェーン促進報告」と関連指数によると、グローバルサプライチェーンの靱性(じんせい)は相対的に脆弱だ。2018年から24年にかけての年平均成長率は、促進指数が18.1%、接続指数が7.7%、イノベーション指数が13.7%だったのに対し、靱性指数は3.4%にとどまった。

企業にとって効率は命だ。中国は、世界で唯一、国連の国際標準産業分類の全ての工業分類を有している国として、企業がサプライヤーを迅速に探し当て、さらには「複雑なニーズを満たす」のを手助けすることができる。「中国の速度だけでなく、中国の『温度』も感じ取ることができた」と語るオランダのルイ・ドレフュスの北アジア地域担当バイスプレジデント、孫詠華氏によると、同社が6月に青島に開設した食品科学技術産業センターは、契約締結から土地取得までに要した時間がわずか3カ月だったという。経営に便宜を図る一連の措置の導入から、サービス保障の強化や関連手順の簡素化に至るまで、ビジネス環境を適正化する中国の努力は、外国企業が中国でより迅速かつ安心して発展するのを可能にしている。

それだけではなく、スマート化・インテリジェント化のトレンドの中で「中国の創意」もまた、外国企業のイノベーションを軸とした発展の重要な源泉となっている。メドトロニックのグローバル上級バイスプレジデント、ニーナ・グッドハート氏によると、同社は中国のトップクラスの専門家や人工知能(AI)企業と協力し、手術における関連技術の応用に焦点を当て、医師の診療効率の向上を手助けしている。現在、多くの外国企業が中国での展開を継続的に拡大し、研究開発や製造からサービスに至るまでの整ったバリューチェーンを構築している。それらの企業の中国のサプライチェーンパートナーは1000社を超え、テスラフォルクスワーゲン、ゼネラルモーターズなどの多国籍自動車メーカーの部品現地調達率は90%以上に達している。

グローバルサプライチェーンが共同して力を発揮して初めて、サプライチェーンの靱性を真に増強できることを事実が示している。世界の物品貿易におけるナンバーワンの大国、製造業大国として、中国は引き続き、インフラ施設の相互接続を高度化し、ハイレベルの対外開放を推進し、グローバルサプライチェーンの安定に貴重な「確実性」を捧げていく。(提供/CRI

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