「世界の90％以上の研究開発プロジェクトに中国が参加している」「中国のサプライチェーンはグローバル医療設備供給の安定器だ」などの声が寄せられています。第3回中国国際サプライチェーン促進博覧会（CISCE）に出展したアイルランドのメドトロニック、フランスのサノフィ、米国のGEヘルスケア・テクノロジーズなど多くの多国籍医療関連企業の責任者は、中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ/CMG）のインタビューに応じ、「中国におけるイノベーション分野の配置をさらに拡大し、中国市場をより深く開拓していく」との抱負を示しています。

GEヘルスケア中国の陳和強副総裁は、「『中国製造』の品質は、すでに誰もが認めるブランドだ。わが社の北京工場は、第4次産業革命の指標となるベンチマーク工場の『ライトハウス（灯台）』工場だ。その効率は世界で最先端のレベルに達している。急ぎの注文の場合、他の工場の納期は1〜2週間必要だが、わが社はわずか3日間で引き渡しが可能だ。さらに労働力の投入は他工場の5分の1、10分の1のケースもある」と話しました。

サノフィグループ大中華区副総裁の朱海鸞氏は、「世界の90%以上の研究開発プロジェクトに中国が参加している。わが社は南部の深センにワクチンの生産基地を設立した。フランスでのウィルス株の選択と研究開発、中国での原液生産、混合充填（じゅうてん）、梱包を経て、コールドチェーンにより利用側へ輸送される。こうして、グローバルなイノベーションと現地の医療サービスがよりよく連携し、エンドツーエンドでグローバルに相互接続されたサプライチェーンシステムを実現した」と紹介しました。（提供/CRI）