<CISCE>日系企業の代表、口々に語る中国市場の新たな機会と期待

CRI online    2025年7月20日(日) 6時50分

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北京市内で開催中の第3回中国国際サプライチェーン博覧会では、多くの日本大手企業の代表が取材に応じて、出展の感想や変わらない中国市場への期待を述べました。写真はAGC中国投資有限公司の肖冬副総裁。

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北京市内で開催中の第3回中国国際サプライチェーン博覧会(CISCE)では、多くの日本大手企業の代表が取材に応じて、出展の感想や変わらない中国市場への期待を述べました。素材メーカーの世界大手のAGCグループやブラザー工業などの「百年企業」の代表者も、サプライチェーン博は世界のサプライチェーン分野の重要な交流の場になり、企業の協力拡大に貴重な機会を提供しているとの考えを示しました。

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AGCの中国法人であるAGC中国投資の肖冬副総裁は、同社は1回目から3年連続で出展していると説明し、「規模が年々拡大し、業界の参加度が向上しつづけていると強く感じます」「私どもはこの催しを通じて、サプライヤーやお客様と効率よく連携できるだけでなく、業界のトレンドを知り、政策の方向性を把握することができます」と述べました。

肖副総裁は中国市場について、「中国は世界で2つしかない超大規模単一市場の1つであり、常にAGCのグローバル戦略の中核です。現在の世界経済には不確実性が存在しますが、中国の完備した産業体系と消費の質が向上しつづけていることは、多国籍企業にとって代替不能な発展の機会を提供しています」と述べました。

今年はブラザー工業(中国)が設立20周年を迎える年です。同社営業企画部マーケティング部の袁黎明総経理は、同社は「研究・生産・販売一体化モデル」を通じて規模を数倍に成長させたと説明しました。ブラザー中国は今回のサプライチェーン博で、プリンターやラベル機などの産業用機器やサプライチェーン最適化ソリューションを出展したとのことでした。袁総経理はサプライチェーン博の来場者について、「専門性が著しく向上しています」と評しました。「多くの製造業のお客様が具体的な課題を持って相談にいらっしゃっています。私どもが提供する業界特化型のソリューションと高い親和性があります」とのことです。

ブラザー工業(中国)営業企画部マーケティング部の袁黎明総経理

また、今回のサプライチェーン博ではブラザー中国と長年のパートナーである上海青旅国際貨物が共同出展しました。上海青旅国際貨物の楊天逸副総裁は、「私どもは30年の経験を持つサプライチェーンサービスプロバイダーであり、サプライチェーン博を通じて中国内外の先進的企業のイノベーションの実践に触れることができました。今後もブラザー社との連携を深め、お客様により価値のある国際物流ソリューションを提供していきます」と述べました。

上海青旅国際貨物の楊天逸副総裁

今回のサプライチェーン博には70以上の国と地域から出展者が集まり、グローバルサプライチェーンの新技術や新たな業態が展示されました。日系企業の代表者の積極的な反応は、中国市場がグローバル産業チェーンにおいて重要な地位を占めていることを裏付けるとともに、サプライチェーン博が国際的なプラットフォームとしての重要な役割を発揮していることを示しています。(提供/CRI

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